電通大の国際交流
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宮澤 正一郎知能機械工学専攻 博士前期課程

派遣先:タイ キングモンクット工科大学ラカバン校
派遣期間:平成22年8月30日~9月27日

研究テーマ:ロボットフィンガのシミュレーションに関する研究

国際化に関する所感及び提言

今回の派遣を通じて以下3つのことを得ることができた。

1. タイ王国ではキングモンクット工科大学のTaworn研究室に所属して研究を行い、教授に進捗状況を報告し、アドバイスを頂いた。Prof.Tawornとの会話だけでなくタイの大学の学生との交流の機会もあり、会話は英語であったので英語のスキルが向上したと考えられる。

2. タイの学生といっしょに出かけるなどの交流の機会があり、それによってタイの知人友人を得たことやタイでの生活を通してタイ王国の文化とタイの人々の考え方を多少なりとも理解できた。

3. タイに滞在することで経済の成長と活気を肌で感じることができ国際感覚を養う助けになった。タイ市内を移動中、日本の自動車をたくさん見ることでタイでのシェアの高さよりアジアは重要な市場であることを感じる一方、テレビやディスプレイは韓国製がデパートに並び、電車はドイツ製で大変技術レベルが高く、日本にいるときにはなかなか感じることができない日本メーカーにとってのライバルの存在を実感することができ、日本メーカーが生き残っていくためには学生時代から切磋琢磨することと海外留学経験が必要だと感じた。

まとめ
本派遣は異文化の中で格闘する力を養い、国際社会で活躍する意義を理解する助けになった。

作成日:2010年9月27日 / 更新日:2011年11月18日