F.M.さん情報理工学研究科・情報学専攻 修士2年
シカゴ大学 Computer Science Student Summer Research Fellowship Program
留学中、語学力やプロトタイピング力はもちろん海外で1人で2ヶ月間生活することができたということが、今後の人生においても大きな経験になったと感じました。
今回の留学は初めての海外長期滞在であり、初めての一人での海外渡航であり、初めての一人暮らしでした。留学前は不安がありましたが、実際行ってみると、思っていた以上に自分がどうにかできてしまうことに正直驚きました。毎日、新しい発見や成長や挑戦があり、とてもワクワクする日々でした。
自分の知らない初めての環境になったとしても、どうにかしようとする経験は、留学だけでなく、これからのさまざまな場面で活きることだと感じました。
語学力
語学力に関しては、以前参加した語学留学では期間が短かったことに加えて、積極的に英語を話せずあまり成長出来なかったことが反省点としてあったので、今回は2ヶ月間で絶対に成長してやろうという意気込みがありました。その意識もあって、最初はなかなか英語が聞き取れなかったり喋れなかったりしましたが、日々改善することを心がけたり、研究室の学生と積極的にコミュニケーションをとるようにし、以前よりも英語を話すことに対する自信がついたと思います。また、今回の留学はチームでの研究プロジェクトに参加したため、コミュニケーションが頻繁に行われ、とても良い環境でした。
研究!!
今回最も自分のやりがいを実感できたことが研究です。今回の留学は2ヶ月という短い期間ということもあって、既に取り組まれていた研究テーマのプロジェクトに参加し、実装の部分をメインに取り組むという形であったため、研究において私が最も好きなプロセスである実装にほとんどの時間をかけることができました。そのため、これまで自分が学部や研究室で少し触れてきた程度のプロトタイピングの知識に対して、ハードウェアとソフトウェアのどちらも統合した実践の経験を得ることができました。研究室の教授やプロジェクトメンバーからも自分の実装力に関して感謝され、自分の技術力に対して大きな自信をつけることができました。
平日は朝から夜まで研究に没頭しましたが、休日はシカゴのさまざまなエンターテイメントを楽しみました。初日にもらうシカゴ大学のIDを使うと、美術館や博物館などが無料や割引になるため、とてもありがたかったです。私の興味のある領域はエンターテイメントで使われる技術研究であるため、シカゴのエンターテイメントを体感することはとても良い経験となりました。
留学を迷っている方へのメッセージ!
留学前は、日本よりも治安の悪いアメリカに女子一人で行って、不慣れな英語で生活できるのか不安がありました。ですが、実際に行ってみると、慣れない英語でも思っていたよりコミュニケーションはなんとかなるし、現地には研究室の教授や学生、同じプログラムに参加している留学生がいて、困ったことは相談できる環境があります。
今留学を考えている皆様もきっと、留学に行った後には、なんとかなるという経験から、自ら行動して挑戦することに対する自信を得ることができると思います。ぜひ、一歩踏み出してみてください。
もっと詳しくは……
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作成日:2024年11月24日 / 更新日:2024年11月28日