阪田 恒晟さん
1ブリティッシュコロンビア大学(カナダ)語学留学への参加の動機
このプログラムについては、英語授業のガイダンスの際に知りました。少しでも英語力を伸ばせたらと思い参加を希望しました。
2授業、大学主催の交流活動について
初日にクラス分けテストがありました。7クラスに分類されるのですが、上級のクラスになり授業のレベルは高かったです。クラスメートには外国人が多く、初めの三日間はついていくのがとても大変で、他の学生はスラスラ英語を話すのに自分だけは詰まりながらでしか話せない状況でした。先生の話を聞き取るのも初めは困難でしたが、三日を過ぎると耳も慣れ、発言も自らしようという気持ちになりました。
私のクラスは課外授業も多く、大学が提携している研究室に行きサイクロトロンを見たり、VRを体験したりしました。大学主催のアクティビティにも頻繁に参加するようにして、アメリカのシアトルの近くにあるビクトリアに行ったりアメフトゲームを観戦したり、ボーリングゲームをしたりと友達との時間を楽しみました。
3授業以外の活動について
ホストマザーに、家にはできるだけこもらないようにと言われたので、放課後は外国人のクラスメートなどと観光したり、ビーチでバレーボールをしたりと外で活動するようにしました。当初は、三週間もあればバンクーバーの魅力は堪能できると思っていましたが、実際はあまりに広大で三週間では到底足りませんでした。
私が行った場所の中でお勧めは、スタンレーパーク、キツラノビーチ、ガスタウン、ビクトリア、キャピラノブリッジです。
4ホームステイや生活一般について
ホームステイ先は、外国人が8人もいるという特殊なケースでした。カナダのスーパーで売っている寿司と日本の寿司との違いなど、日本食の話には皆が興味津々でした。ホームステイは異文化交流のためのとてもよい環境でした。
5今回の留学を通じて得たこと
カナダほど多国籍な文化は見たことがないです。留学を通じて得たものはたくさんありますが、中でもマルチカルチャーに関してはとても勉強になりました。この話題は午前中の授業のトピックにもなっておりとても興味深いテーマでした。様々な国に対する固定観念を人は持っているわけですが、この留学ではそれを根本からひっくり返されたように思いました。
6参加希望者へのアドバイス
現地の空港に着いたとき、不安が私の頭の中を占めていたと言っても過言ではないです。外国は初めてではなかったのですが、ホームステイとなると話が違います。しかしホストマザーと対面し、話していく中で緊張は薄まり、もっと喋りたいと思うようになりました。大切なのは先入観を持たないことです。ホストファミリーも、どんな日本人学生が来るのかと不安はあると思います。会話がそのような不安を打ち消す大きな薬になります。英語がつたないのはホストファミリーも承知です。積極的にコミュニケーションをとることを心がけるといいと思います。
最後に、留学は理系の人にこそ是非行ってもらいたいと思います。自分の殻を破って成長を実感できると思います。お金では買えない価値があります。少しでも留学を考えているのならば是非挑戦してみてください。
作成日:2017年8月13日 / 更新日:2018年6月26日