夏目 康平さん情報・通信工学科1年
1.ハルビン工程大学(中国)語学留学への参加の動機
プログラムを知ったきっかけは国際交流センターの方が中国語の授業に説明にきたことだ。いままで海外に行ったことがなく、もともと大学生になったら留学したいと思っていた。行くならアメリカだと思っていたが費用が高かったことに加えて、中国語の授業が好きだったので中国にしようと考えた。締め切り前夜に決断し、親に連絡して締め切り日に申し込んだ。
2.授業、大学主催の交流活動について
综合课,听力课,阅读课,口语课の4つが主な授業で、授業開始3週目から太極拳、習字、琴の授業を選択でとることができた。時間割は概ね一日に3クラスである。中国語で授業が進んでいくので最初のころはあまりわからないがすぐに音が聞き取れるようになる。わからない単語は辞書で調べていけばよい。英語で教えてくれる先生もいた。クラスメートはタイ人と韓国人が多い。私のクラスは韓国人が5人、タイ人が11人、フランス人が1人、日本人が2人という構成であった。男女比は8:11であった。
3.授業以外の活動について
おすすめの観光地は老外道、中央大街である。老外道にはロシア建築があり、1900年頃から続いている料理屋などがある。中央大街は土産物屋が多く、行った観光地の中で最も人でにぎわっていた。また、松花江も近いため凍った川を見ることができる。
4.ホームステイや生活一般について
食事については非常に美味しいものから美味しくないものまで様々である。油っこく、味が濃いものが多いため自分で制御した方がよい。お茶の味が日本と違い甘かった。物価は安いが、服はとても高いと思った。治安については何も感じなかったからよいのだと思う。日本語を習っている中国人と盛り上がったのは関西弁についてだ。関西弁が好きだったり興味のある人が多かった。また、アニメ好きな人が多かった。
5.今回の留学を通じて得たこと
中国の学生が平日・休日とも私たちより非常によく勉強していて刺激を受けた。中国語の勉強だけでなく、他の勉強に対してもやる気がわいた。2年生からは授業に遅れることなくしっかりと勉強していこうと考えている。今後の目標としては中国語検定かHSKを受験しようと思う。
6.反省点
ハルビンのガイドブックを持参すればよかった。
最初の週からハルビンの観光地を回ったらよかった。
Wi-Fiのつなぎ方を確認していった方がよい。
日本のお土産を持参していったらよかった。
ピンインの発音の本を買って、勉強しておいた方がよい。
7.その他参加希望者へのアドバイス
真面目にきちんと留学に行くかどうか考えてしまうと次の機会に、次の機会に、と臆病になってしまいがちである。深く考えず衝動的に決めた方がよいと思う。少しでも良さそうと思うなら申し込んだ方がよい。
低学年のうちに行った方が忙しくなくてよい。また次の機会があるので2回目も考えることができる。実際僕はまた行きたいと思っている。
何も恐れることはない。すべてうまくいく。ハルビン工程大学の日本語が話せる学生にも助けてもらえた。中国語が話せなくても何とかなる。
作成日:2016年3月31日 / 更新日:2016年12月13日