電通大生向け留学情報
国際教育センターホーム 電通大生向け留学情報 留学・派遣体験談 語学留学 体験談 徳原 光さん

徳原 光さん先進理工学科2年

留学期間:1ヶ月
国・地域:アメリカ合衆国

1.アリゾナ州立大学(アメリカ)語学留学への参加の動機

以前から海外で働いたり、外国人と仕事をすることに興味がありました。大学で勉強していく中でより海外に対する思いが強くなったことから、3年生になる前に留学することにしました。このプログラムは英語の先生から勧められて知りました。期間も一か月だけだったので、大学での勉強には支障がなく、金銭的にもちょうどいいと思いました。

 

2.授業、大学主催の交流活動について

授業自体の難易度はレベルにもよりますが、本学での英語教育よりは簡単に感じると思います。授業の進度は速く、1セクションで教科書のすべてを終わらせるようです。多国籍グループでSNSを通して発表準備をする課題などがあり、コミュニケーションを増やす工夫がされていました。大学主催の交流活動は非常に多いです。週に3,4回ペースと交流活動が多いのですぐに友人はできます。外国人はもちろん、日本の他大学の学生と英語で会話する経験はとても有意義だと思います。

 

3.授業以外の活動について

毎週金曜日の授業後にサッカーやバスケットボールなどのスポーツをしていました。ブラジル人やサウジアラビア人はもちろん普段関わりを持てないアリゾナ州立大学の学生とも一緒に活動できたので非常によかったと思います。盛り上がると自然と会話が増えるので、留学先での交流に最もいい方法だと感じました。留学先では必ずウェアと靴を持って行くことをおすすめします。

フェニックスには、プロのバスケットボールチーム、野球チーム、アメフトチームもありますし、博物館や美術館も充実していてとても一か月ではまわりきれません。特に美術館は広く、おすすめです。また、フェニックス市内の砂漠博物館には砂漠の環境が再現されています。パパゴパークには30分ほどで登れる山があり、夕陽が見えてきれいでした。メサの郊外には航空博物館があり、とても充実していました。

東京よりも治安はいいという印象を受けました。フェニックスの町はどこを見てもきれいでおしゃれなので一人でぶらぶらしているだけでも楽しいと思います。

 

4.ホームステイや生活一般について

私のホストファミリーは独身の若い男性で、門限などはなく一緒にご飯を食べることもあまりありませんでした。しかし年齢が近かったので、車やテレビゲームなど共通の話題が多く非常に話しやすかったですし、会話が楽しかったです。

 

5.今回の留学を通じて得たこと

リスニング力が特に向上しました。帰国後、以前のようにTOEICなどの勉強をしてみると明らかに意味を理解するまでの時間が短縮されたと感じました。スピーキング力は、この一か月間の間に会話の量がだんだん増えたこと、新しい表現が使えるようになったことは実感できました。

全体的にはかなり英語力は向上したと思います。電通大での2年間以上の成果が上がったといっても過言ではないです。

 

6.反省点

日常会話で使う語彙が足りていなかったと思います。会話している時に単語が思いつかず言葉に詰まることが多かったです。日常会話で使う言葉は普段の学習では使わないものが多く、事前に勉強しておくべきだったと思います。

さらに、もっと日本語を使わないようにすべきだったと思います。日本語を多用していると他国の人が寄り付かなくなってしまいます。意味の分からない言葉で話されることは誰だっていい気持ちはしません。ですから、一人でも日本人以外の人がいる場合はマナーとして日本語を使わないようにしなくてはいけないと強く感じました。

 

7.その他参加希望者へのアドバイス

留学では、英語力はもちろん、いろいろと得るものが多かったです。困難やストレスも多かったですが、それが面白いと感じました。私は神経質でわがままですが、一か月現地にいると思いのほか適応できてしまいました。

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作成日:2016年3月31日 / 更新日:2016年12月13日

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