根岸 寿明さん知能機械工学科・2年
1.クイーンズランド大学(オーストラリア)語学留学への参加動機
私が今回語学留学に参加した理由は去年留学した高校時代の友人が留学はとても充実していてよかったということを聞いたからです。その話を聞いてからこの留学を知りました。それに、私自身も前々から海外で少し生活してみたいと思っていたのも今回のプログラムに参加した理由です。留学前は留学したら知り合いのいない海外に５週間滞在するのは当然不安でした。しかし、オーストラリアのブリスベンには案外日本人がいたり、現地の人やホームステイ先の人は基本優しかったので良かったです。
2.授業、大学主催の交流活動について
クイーンズランド大学での授業は基本的に15人くらいのクラス単位で行われました。クラスにはさまざまな国籍の人がいて、みんな英語を学びに来ていました。と言っても、クラスの半分くらいは日本人でした。クラスは少人数ですし、授業の内容もクラスメイトと英語で話したりする授業なので割と早くクラスメイトとはすぐに仲良くなれました。他国籍の人と仲良くなれると他国の文化や習慣なども聞けていい経験になり、また楽しかったです。英語の授業は文法面では困ることはなかったのですが、スピーキングやリスニングには苦労をしました。日本以外の国籍の人はスピーキングやリスニングが結構上手なので、クラスメイトから学ぶことも多かったです。しかし、そういう人に限って文法ができなかったりするので文法面はこちらが教えたりしていたのでもちつもたれつの関係でした。
3.授業以外の活動について
私が滞在したブリスベンはシドニー、メルボルンに次ぐオーストラリア三番目の都市です。なので、市の中心部はいろいろな店があったりカジノがあったりします。また、私のホームステイ先の家の近くにも大きなショッピングモールがあり、学校帰りや休日にいったりしていました。土日には授業がないので、自由に過ごせるので観光できました。観光はゴールドコーストというオーストラリアでも有名なビーチに行ったりして過ごしました。ゴールドコーストではさまざまなアクティビティーができるので何回行っても飽きないと思います。他にもコアラを抱いて写真を撮れる動物園などさまざまな観光スポットがありました。このような観光地は学校で紹介してくれたりするので助かりました。
4.ホームステイや生活一般について
ホームステイ先にはホストマザーとホストファザーと中国人のルームメイトがいました。ホストマザーたちとは食事中と食後の１、２時間毎日英語で会話しました。内容としてはその日の授業の内容や日本とオーストラリアの文化について話しました。また、中国人のルームメイトは学校まで連れていってくれたり、ブリスベンを案内してくれたり、中国の文化を教えてくれたり、最初のうちは面倒を見てもらいました。ただ、中国人と一緒に食事に行ったときに中国人の進めてもらった中国料理は中国人いわく辛くないといわれていたのですが、その料理はとても辛かったです。また、私と同い年くらいの若い外国人は結構日本のアニメや漫画を知っているのでそれが話題になったりしていました。また、私はゲームをあまりしないのですが、外国人から「このゲーム知ってる？」みたいな質問をよくされたので日本のアニメやゲームは話題として使えると思いました。しかし、ホームステイ先の家族は結構ホームステイの受け入れに慣れているので結構ドライなところもあると思います。
5.今回の留学を通じて得たこと
留学を通じて私は少し図々しくなれたと思います。図々しいというと悪い言葉にきこえますが、私にとってはいい変化だと思います。私は少し遠慮しがちなところがあったのですが海外に行くことによって別の文化に触れてこの遠慮が少しなくなったと思います。英語を使わなくては生活できないので、英語を使うことに対する恥ずかしさみたいなものはなくなりました。英会話の力はつきました。また英語を毎日聞いていたので自然とリスニング力が向上しました。
6.反省点
日本でしておけばよかったことはできるだけ洋服や下着をもっと多く持って行ったほうが良かったと思いました。ホームステイ先によってさまざまだと思いますが、オーストラリアでは水が高価なので洗濯は毎日してくれるわけではありません。私のホームステイ先では週に一回しか洗濯をしてくれなかったので下着は一週間分持って行ったほうがいいと思いました。オーストラリアでは物が案外高いし、約５週間滞在するのでお金をあんまり考えないで使ってしまうとかなりな額になってしまいます。確かに、外国にいるのであんまりお金ばかり気にしすぎるのもよくないと思いますが、少しは気にした方がいいと思います。
7.参加希望者へのアドバイス
留学をした者としてはもし参加に興味があるなら参加した方がいいです。留学は時間がある今が一番ちょうどいいし、留学したら日本にいるよりも得るものは多いと思います。
作成日：2015年8月31日 / 更新日：2015年10月16日
