高塚 伊万里さんTAKATSUKA, Imari情報通信工学科 2年
中国ハルビン工程大学体験留学記
8月22日から9月29日にかけて、中国のハルビン工程大学へ体験留学をしてきました。現地の中国語が全く聞き取れないことに不安や焦りも感じましたが、授業が始まり、友人が増えるにつれて生活にも慣れ、下手くそな中国語でも何とか自分の意思を伝えられるようになりました。中国人だけでなく多くの国(ロシア、韓国、タイ、ベトナム、モンゴル、…)の留学生ともふれあうことができ、一緒に食事をしたり、少しですがお互いに言葉を教え合ったりしました。そこで思ったのが、外国の学生は語学に対する意識が高いということです。私たちと同じく1年間母国で中国語を勉強しただけという学生でも、私より遥かに上手に会話ができていて、少し自分を情けなく思いました。更に彼らは日本に関してたくさんの知識を持っていて、他の国について何か知っているか、と訊ねられると詰まってしまう私はもっと世界を知らなければならないと痛感しました。
中国文化と中国語を学ぶための留学ではあったのですが、思いがけず様々な国籍の人々と交流できて、視野が広がりとてもいい刺激になりました。また店員との会話や買い物の仕方、道路の交通事情、食生活や物価の違いなど、実際に生活してみなければわからない貴重な経験ができたと思います。中国でできた友人・関わった人々は皆いい人ばかりでした。できれば、もう一度会いに行きたいです。
作成日:2011年1月 5日 / 更新日:2011年11月28日