岡坂 遼太さんOKASAKA Ryota2年H科
私は今回の留学で初めて海外の地を踏んだのですが、この体験を通して特に感じたことが一つあります。それは他人との壁です。
よく海外へ行ってきた人が「人と人の聞に壁はなかった」などと言いますが、私はとてもそのように思えません。むしろ、壁にぶつかってさえいないと感じました。私は言葉による意思の疎通がうまくできないために、口論やお互いに納得できる状況が作れなかったことがとても悔しいです。自ら積極的にアプローチ出来なかったことも要因ではありますが、やはり言語・文化などの根本的な違いは大きいと感じました。
しかし、共に中国へ行った留学生が知り合った人との別れを惜しんでいる姿を見て、壁を乗り越えることは出来るのだとも思いました。私自身はまだ壁の周りをうろうろと歩いているだけですが、今回の留学で得た経験を活かして壁をよじ登って行こうと思います。とりあえずピッケルくらいは手に入れられたと思います。
作成日：2009年10月 7日 / 更新日：2011年11月29日
