小池 仁さんKOIKE, Hitoshi知能機械工学科4 年
ハルビン留学体験記
2009年の大学4年の最後の夏休み、私は中国に旅立った。
私の旅はたいていの人たちが思い込むのとは違った目線、
自分自身で感じ思い考えた上で世の中を見ようと
思い、この留学に参加した。そこに行って初めて見えるもの、
その場にいなければわからない世界を見てみたかったのだ。
2009年8月26日。日本では総選挙で人々が「政権交代」と騒いでいる間、
私は中国ハルビンに降り立った。
広大な平野に登りきった太陽、止まないクラクションの音、行きかう人々。
すべてが新鮮で前夜に体に取り込みまくったアルコールがうそのように引いて行った。
素晴らしい始まりだと思った。
と思ったのもつかの間。重大な事実に気付いた。
人民元を持っていない。
夕暮れ。
腹ペコ。
ここどこ?
私たちは路頭に迷った。もちろんここは中国、ハルピン。何にもわからない。
早くも中国の洗礼を受けた感じがした。
「イーアーイー!」
列をなした、大勢の軍人の列が何かを叫びながら去って行った。
(後にただ、1,2,1といっているにすぎないと分かった)
next is your turn!!哈哈
作成日:2009年10月 7日 / 更新日:2011年11月29日