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末次 涼平さんSUETSUGU, RyoheiⅡ類 先端ロボティクス 3年生

留学期間:2019年3月12日 ~ 2020年3月1日
国・地域:ドイツ
留学先大学・機関:ブレーメン大学

ブレーメン大学(ドイツ)を選んだ理由

Bremen180210-01.jpg 交換留学制度を使ってドイツのブレーメン大学に1年間留学しました。ブレーメン大学を選んだ理由は2つあります。まず留学先の地域として、陸続きのため留学中にたくさんの国を訪問しやすいヨーロッパに魅力を感じました。もう一つはブレーメン大学が総合大学であることです。様々なバックグラウンドを持つ人と出会えることを期待して選びました。

英語の準備は早めに

留学前の準備で大変だったのは、留学に必要な英語のスコアを取得することでした。結果的に、TOEFL ITPの試験を3回受験しました。思っていたより時間がかかったので、英語の対策はできるだけ早く始めた方がいいです。

授業の様子

ブレーメン大学では専攻分野を問わずある程度自由に授業を選ぶことができました。印象に残っている授業を二つ紹介します。Tourism, Development, and Sustainabilityという科目では、旅行によって生じる経済効果や負の側面などをゼミ形式で学びました。3D Modelling with FabLab Technologiesは3Dプリンターやレーザーカッターなどを用いてモデリングやプログラミングを学ぶ授業でした。日本では通常1つの授業は週に1回ですが、ドイツでは週に2~3回あることが多いです。

生活費はリーズナブル

ブレーメンは比較的物価の安い街で、宿舎費は月額約32000円、食費は月額約10000円でした。留学のための奨学金をもらっていましたので、現地での生活費は月額8万円の奨学金で十分足りました。特にドイツでは飲み代(特にビール)が安かったです。1番安い飲み屋で美味いビールが1本わずか1ユーロでした。

オリエンテーションで知り合った友達

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授業期間前に行われた留学生を対象とした2週間のオリエンテーションは友達を作る良い機会でした。Welcome Breakfast、ボーリング大会、クイズ大会、謎解きゲーム、パブクロール(バー巡り)、旅行などほぼ毎日なんらかのイベントが行われます。これから留学する人は、すべてのイベントに参加することをおすすめしたいです。
 
この時期にできた友達からその後パーティーなどに呼ばれるようになりました。また、寿司パーティーやカレーパーティー(アジアショップに固形のカレールウが売られています)を開くと喜ばれました。交友関係を広げるにはとにかく積極性が大事なのでどんどん声を掛けるようにしました。

できることなら留学中に戻りたい

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留学を終えて真っ先に出てくる感想は「楽しかった、できることなら留学中に戻りたい」です。留学しなければ出会えなかった人たちや見られなかった景色が沢山あります。その思い出を得られたことがこの留学での1番の収穫でした。
 
留学前は、私にとって海外はTVやインターネット越しの情報であり、外国人とコミュニケーションを取る機会もほとんどありませんでした。外国で起きるニュースも他人事でした。しかし海外に行き、外国人と話し友達になることで、その国に対し優しくなれたと思います。

改めて日本のことも好きになりました

ドイツでは日本文化の人気の高さを感じました。日本の食やアニメ、漫画文化によって会話が弾むことが多々ありました。また、日本の公共スペースの綺麗さ、トイレの便利さなど日本の良いところを再認識させられました。これらのことから日本に生まれて良かったと改めて感じました。

留学希望者へのメッセージ

何か新しいことに挑戦するときはとにかくやってみることが重要だと思います。留学生活は想像よりもずっと楽しく、新たに発見することがたくさんあります。留学が自分を大きく成長させてくれることは間違いないです。少しでも留学に関心があるなら絶対に行った方がいいと思います。
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 「ドイツ名物クリスマスマーケットの風景」

作成日:2021年3月 5日 / 更新日:2024年8月17日

外務省 海外安全ホームページ