O.A.さんⅠ類メディア情報学4年
留学を迷っている方へのメッセージ!!
留学は、自身を成長させ、貴重な経験ができる素晴らしい機会だと思います。新しい環境で過ごすことは大きな不安があると思いますが、自分が思っているよりも周りの人が助けてくれると思います。英語力や技術力が高い状態で留学に行くことで充実度が高まることは間違いないですが、留学という挑戦をするかしないかではとても大きな違いがあると感じます。私自身、多くの事に不安がある状態で留学に行きましたが、本当に留学して良かったと思っています。
そして、ブレーキンゲ工科大学はコンピュータサイエンスやソフトウェアに興味がある人にお勧めだと思います。知識を得るだけでなく、実践的な課題が多いので、応用力が見につくと感じました。また、スウェーデンの学生は、皆英語力が非常に高く、良い刺激を受けることができました。
どうして留学を目指したの?
海外でICT技術を学ぶことによって、レベルの高い技術を身に付け、国を越えたシステム構築方法を習得することが留学の目的でした。ブレーキンゲ工科大学を選んだ理由は、この大学が情報分野の学部で構成されており、情報技術分野や環境分野において世界的に高い評価を受けている点です。また、グループワークを中心とした授業が多く、知識を得るだけでなく、実践的な力を身に付け、自身の意見や考えを共有できる力を身に付けたいと考え、この大学を選びました。
留学生活や友人たちとの交流など
田舎にある大学なので、治安もよくとてものどかな場所でした。Kungsmarkenという地域は少し治安が悪いようです。滞在中に、特になにか事件が起こるなどはありませんでした。
大学内には、図書館や廊下に勉強できるスペースがあります。また、グループルームもあり、グループ課題を行う際に利用していました。KIDSという団体がバドミントンやバスケットボールなどのスポーツアクティビティを行っていたので、たまに参加していました。BTHから電通大に交換留学で来日していた学生と交流があったので、スウェーデンで再会し、友人を紹介してもらいました。留学オリエンテーションで他国の留学生と会うことができたので、授業やイベント等を通して交流を深めました。

留学を終えて…
留学を終えて、何事にも恐れず挑戦するという姿勢が成長したと感じます。今までは、英語力の低さから英語を使う機会を避けてしまったり、課題を自身のできる範囲で提出してしまったりしていました。留学を通して、自ら人に声をかけコミュニティに入るようにしたり、自分には難しそうなコーディングにも挑戦したりするようになりました。課題に行き詰まったときには、友人を頼ることで解決できました。

学業面だけでなく、様々な文化を知ることで異なる価値観に気付いたり、視野が大きく広がったりしたと感じます。アプリ開発をグループで行う際にも、アプリに対して何を重視するのか国によって異なることが興味深かったです。様々なバックグラウンドを持つ友人と関わっていく中で、文化の違いや宗教に触れる機会が多く、お互いにその違いを理解し、柔軟に対応していくことが大切だと感じました。
一方で、反省すべき点もありました。今まで電通大で学んだことをしっかり理解しておくべきであったこと、英語力をあげてから留学すべきだったこと、もっと交流の機会に積極的に参加すべきだったことなどが挙げられます。もっと充実した留学生活を送れたと感じますが、留学という挑戦をできたこと自体が大きな経験になったと思うので、後悔はありません。留学をしなければ得られなかった経験が沢山でき、様々な面で成長できたのではないかと感じます。
留学報告書
交換留学報告書 もっと詳しい内容や費用面のことが掲載されています!
作成日:2025年3月28日 / 更新日:2025年3月31日