海外留学奨学金
電気通信大学で実施する各留学で利用可能な主な奨学金を掲載します。
より幅広く情報収集するには、まずJASSO海外留学奨学金サイトで検索してみましょう。
奨学金の申請にも準備や時間が必要になりますので、希望者はお早めに海外学生交流コーディネーターご相談ください。
JASSOサイトの使い方
- 留学の種類(海外進学・在学(交換留学/研究留学)・語学等)
- 留学先の各国
- 留学先の課程(学部・修士・博士等)
- 分野(社会科学・自然科学等)
- 名称
等々様々な検索が可能です。
語学留学
- JASSO協定派遣 語学留学応募時に受付。留学期間31日以上のみ対象。月額6-8万円。成績要件(GPA2.3以上/MAX3.0基準)あり。
- 学園活動後援会による支援 語学留学応募時に受付。学園活動後援会加入者であれば全員対象。1-2万円。
- その他の学内支援 毎年度支援の確約はありませんが、学内予算である研究科長裁量経費からご支援をいただけることがあります。数万円(予算枠と参加人数による)。
交換留学
- 業務スーパージャパンドリーム財団 月額15万又は20万円 学部生の交換留学のみ対象 GPA2.5以上/3.0MAX 年間700名支援!
- JASSO協定派遣 随時受付(留学開始の2か月前まで)。留学期間31日以上。月額6-8万円。成績要件(GPA2.3以上/MAX3.0基準)あり。
- UEC基金 随時受付(留学開始の2か月前まで)。月額4-6万円程度(JASSO協定派遣の半額程度)。トビタテやJASSO協定派遣が無理な場合には、UEC基金による支援の対象になります。
- 学園活動後援会による支援 随時受付(留学開始の2か月前まで)。学園活動後援会加入者であれば全員対象。3-5万円。
※トビタテ!留学JAPANは、座学(交換留学による授業履修)のみでは対象にならず、必ず実践活動(研究活動、インターンシップ、ボランティア等)を含む必要があります。交換留学先での授業履修と併せて実践活動を実施する場合はトビタテ!の対象になりますので、トビタテ公式WEBサイトで最新の募集要項や説明動画を確認し、学内サイトの情報を熟読して、お早めに海外学生交流コーディネーターご相談ください。
国際インターンシップ・研究留学
【大学を通じて応募】
- トビタテ!留学JAPAN 2月末〆(学内〆1月末)。月額12-16万円程度。社会貢献や実践活動といったトビタテの基本コンセプトをしっかり理解すること。応募申請書の準備に時間がかかるので事前に必ず相談すること。トビタテ公式WEBサイトで最新の募集要項や説明動画を確認し、学内サイトの情報を熟読して相談しましょう。
- JASSO協定派遣 随時受付(留学開始の2か月前まで)。留学期間31日以上。月額6-8万円。成績要件(GPA2.3以上/MAX3.0基準)あり。
- UEC基金 随時受付(留学開始の2か月前まで)。月額4-6万円程度(JASSO協定派遣の半額程度)。トビタテやJASSO協定派遣が無理な場合には、UEC基金による支援の対象になります。
- 公益財団法人丸和育志会 7月末〆。50万円/人。学部生又は修士(但し学部4年と修士2年は不可)。国際インターンシップ推進室に相談すること。
- その他の学内支援 研究留学の場合、所属研究室から別途旅費等の支援があることもあります(例外的)
【個人応募】
- 渡邉財団(渡邉利三国際奨学金) 2月下旬〆。月額20万円 6-10か月間 大学院生・研究者 科学・技術・医療等の研究留学が対象
- イノアック国際教育振興財団(奨学金 タイプB) 11月中旬〆。月額10万円 最大24か月間 学部・院生 分野不問 「ガクシー」を通じて応募
【奨学金付きEUインターンシップ・プロジェクト】
- ヴルカヌス・イン・ヨーロッパ Vulcanus in Europe (VinE) 9月下旬〆。渡航費、滞在費、研修費等全て支給。日本国籍で理工系学部生・院生対象 EU で語学3か月+企業インターンシップ6か月
【博士後期課程の研究留学限定】
- 若手研究者海外挑戦プログラム 博士後期限定。90日~1年。JSPS。年2回公募。第一回~9月上旬〆翌年4月以降派遣開始/第二回~4月上旬〆同年9月以降派遣開始。渡航費、生活費最大140万円、研究費20万円。研究推進課担当(学内のみ)。
海外大学院への進学
- JASSO海外留学奨学金(大学院学位取得型) 10月中旬〆。授業料+生活費で最大年間450万円程度。語学要件IELTS6.5・TOEFLiBT95。GPA要件3.0/MAX4.0。修士も博士も可能だが、修士は学部GPA3.0要件がハードル高い。
- Erasmus Mundus Joint Masters Program EUのErasmus+プロジェクトの一部で、日本国籍も応募可能。修士(Master)限定。渡航費、ビザ代、授業料、生活費を含むフルスカラーシップ。各Joint Masters courseで上位合格した場合に奨学金付で進学できる。上位ではない場合は、自己資金での進学になる。応募時期や手続きは各Joint Masters courseそれぞれだが、概ね12-3月応募、9月入学のケースが多い。Joint コースなのでEU圏内の複数国の複数大学に在籍することになる(1年目はA国B大学、2年目はC国D大学等)。
【日本の各民間財団の奨学金(フルスカラーシップに近いもの)】
「XPLANE 海外大学院向け奨学金データベース」で検索してみましょう。
※一般社団法人XPLANE 日本から海外大学院進学の促進を目的とする一般社団法人。「出願ガイド」「渡航ガイド」「Q&A」「奨学金データベース」等の情報は一読の価値あり。(ご利用は自己責任で)
- 中島記念国際交流財団 8月中旬〆。修士2年間・博士最大5年間。授業料MAX300万円、生活費月額30万円、支度金50万円、復路航空券代。
- 伊藤国際教育財団 8月中旬〆。修士のみ。2年間。授業料MAX300万円、生活費MAX~2000USD、渡航費実費。
- 公益財団法人村田海外留学奨学会 8月上旬〆。修士・博士対象。2年間。授業料、生活費、渡航費等支援だが、具体的な金額は非公開。
- 公益財団法人船井情報科学振興財団 9月下旬〆。博士のみ。2年間。授業料MAX14000USD、生活費2000USD、保険費用。
- 公益財団法人KDDI財団 日本人留学助成 9月下旬〆。募集要項は留学生交流係に問い合わせること(一般非公開)。修士・博士対象。2年間。月額25万円。
- 公益財団法人平和中島財団 10月末〆。修士・博士対象。2年間。月額30万円+渡航費。ドクター3年目注意。TOEFL iBT90, or IELTS 7.0。競争率15-20倍。
- 公益財団法人本庄国際奨学財団 4月末〆。修士・博士対象。2-5年間。応募同年9月から進学が対象。進学先に合格前でも応募可。月額~2500USD、~1700EUR、~2000GBP。
- 公益財団法人重田教育財団 6月下旬〆。修士・博士対象。2年間。応募同年9月から進学・支給開始で、応募時に進学先に合格している必要がある。月額20万円。
※支援期間が2年間で博士対象の場合は、博士課程3年目の支援はないことを留意しましょう。
※授業料が対象でない場合は、ドイツ等の授業料無償の国では問題になりませんが、高額な授業料がかかる国では十分に資金計画を検討してください。
※以下は申請資格や分野が極めて限定されますが、該当するようであれば検討の価値ありです。
「孫正義育英財団」「江副記念リクルート財団」「豊田理化学研究所」「中谷財団」
【各国政府の奨学金(フルスカラーシップ)】
JASSO海外留学情報サイトで奨学金情報を検索しましょう。
「進学」「分野」「国」を指定して検索すればおおよその奨学金は把握できます。
有名どころではドイツのDAAD奨学金等。
- ドイツ DAAD 修士留学奨学金(月額992EUR 渡航費3200EUR 研究補助460EUR/年 保険付 ドイツ語研修付 ※ドイツは授業料は無償) 博士留学奨学金(月額1300EUR 他の条件は修士と同じ)
- ハンガリーStipendium Hungaricum 授業料免除、生活費支給、大学寮提供等。修士・博士対象。
- アイルランドGovernment of Ireland Postgraduate Scholarship Programme 年間最大31000EUR。修士・博士対象。競争率高い模様(採択率3-4%)。
- カナダ the Vanier Canada Graduate Scholarships 博士課程限定(年間50,000CAD×3年間) カナダの各大学からカナダ政府に申請するため、早めに進学大学にコンタクトすること
※イギリス、オーストラリア、ニュージランドはフルスカラーシップ(原則的に学位取得まで授業料・生活費が全てカバーされる奨学金)と呼べる政府系の奨学金はない模様です。
※アメリカのフルブライト奨学金は、1年目は授業料を含め全ての費用がカバーされますが、2年目以降の奨学金は選考が課され、最大25,000USDに減額されます。
※その他のヨーロッパ諸国は、支給期間が数か月~1年と短かったり、支給金額が10万円未満又は一時金のみだったりとフルスカラーシップとはいい難い状況です。
留学相談、事務手続などに関する問合わせ先
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●メールによる相談
作成日:2024年11月26日 / 更新日:2024年11月27日