電通大生向け留学情報
国際教育センターホーム 電通大生向け留学情報 お知らせ 交換留学生(スウェーデン留学中)からの報告

交換留学生(スウェーデン留学中)からの報告

2016年1月からスウェーデンのブレキンゲ工科大学に留学中の吉原泰葉さんから報告が届きましたのでご紹介します。
本学とブレキンゲ工科大学は2011年に国際交流協定を締結し、主に交換留学生の受け入れを行ってきましたが、今年度、本学からの派遣が初めて実現しました。
 
 
 

ブレキンゲ工科大学 留学体験記 #1
学部3年 吉原泰葉

 
ブレキンゲ工科大学は電通大生が交換留学先として選べるスウェーデンの理系大学です。スウェーデンというと日本人の私たちにとってはあまりイメージがわきにくいかもしれません。私は今留学生としてスウェーデンで暮らし始めて1か月ですが、ここを選んでよかったと思う点がたくさんあります。
 
  20160208-001.JPG 20160208-002.jpg
 
まずスウェーデン人は英語が堪能でほぼ100%の人が英語を話すことができます。大学でも英語で行われている授業がかなり多いので電通大生が学びたいと思う科目はたいてい履修できると思います。また大学があるところはスウェーデンの南で海にとても近く、昼夜を問わず眺めが最高に美しいです!留学生はヨーロッパやアジアの各地を中心に色々なところから来ていて、私の電磁気学のクラスメートはみんなそれぞれ違う国から来ているほどです。ちなみに日本人は私を含めて2人しかいません。最初は不安もありましたが、友達が増えるにつれてどんどん英語が上達している気がして毎日充実しています。今では日本人が少なくてよかったと思えるほどです。
 
  20160208-003.jpg    20160208-004.jpg
 
学生はたいていアパートに住んでいてルームシェアをしています。私が一緒に暮らしているのはロシア人の夫婦とスウェーデン人の学生です。放課後一緒にお茶をしながら話したりモノポリーで遊んだり、時にはパーティーを開いたりして楽しく過ごしています。またお互いの国について知れるのもルームシェアのいいところだと思います。ごみ捨ての当番決めとか掃除の問題とか苦労することはありますが、不満があったら話し合いをすることがストレスをためないようにする秘訣です。
 
授業についてですがブレキンゲ大学では1セミスターが前半と後半に分かれており、春学期は1月から3月まである授業と3月から6月まである授業とがあります。そのため科目によっては週に2回あるものもあります。授業が始まる前は英語での授業に多少不安はありましたが、実際は先生の英語をしゃべるスピードはゆっくりで聞き取りやすく、分からなければその都度質問ができる雰囲気があるので全く心配しなくて大丈夫です。小テストが多いところや週2の科目の復習が大変ですが、履修している科目が少ないこともあり何とかやっています。
 
この1か月間は雪の日や霧がすごい日や風が尋常でない日が多くてスウェーデンの文化的な体験をすることができませんでしたが、その話は暖かくなったらしたいと思います。

作成日:2016年2月 8日 / 更新日:2016年2月 8日

外務省 海外安全ホームページ