子育て
妊娠出産
日本には、母と子を守るために様々なサービスがあります。外国人でも住民登録をしていれば、これらのサービスを受けることができます。
妊娠と診断されたら居住地の市区町村に妊娠届を出します。この届け出をすることにより、母子健康手帳の交付や他のいろいろな母子保健サービスを受けることができます。母子健康手帳は母と子の健康状態や成長が記録されるノートです。健診や予防接種の際にも必要になります。
分娩にかかる費用は、健康保険などの医療保険は適用されません。原則として自費で支払います。ただし、国民健康保険もしくは社会保険に加入していれば、申請により、出産育児一時金が支給されます。
子供が生まれたら
日本で子供が生まれたときは、以下のような手続きが必要になります。
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出生届
医師の証明をもらい、出生の日から14日以内に出生届を居住地の市区町村の窓口に提出します。申請に基づき出生届受理証明書が交付されます。
出生届に必要なものは下記のとおりです。- 出生証明書
- 母子健康手帳
- 届出人の印鑑
- 健康保険証
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本国政府にパスポート申請
それぞれの国の大使館または領事館に生まれた子供のパスポートを申請します。 -
子供の在留資格取得
「出生届受理証明書」を受領し、出生後30日以内に、地方入国管理局の窓口で申請します。
保育園、学校など
保育園は、保護者が仕事や病気などにより十分に保育できない場合、0歳から小学校就学前の乳幼児を保育する施設です。調布市内の認可保育園は39箇所あります(2017年現在)。
また冠婚葬祭などの理由により、一時的にお子さんを預かる一時保育の制度もあります。
幼稚園は、3歳から小学校入学前の幼児を対象とした教育施設です。調布市には私立幼稚園が15園あります(2017年現在)。幼稚園は毎年10月頃に入園児を募集しますが、途中入園を含め入園を希望する方は希望する幼稚園に問い合わせてください。
なお、私立幼稚園の入園料や保育料に対して、補助制度があります。
電気通信大学内にも保育施設「UEC保育園どんぐり」を設置しています。詳細はホームページで確認してください。
• 男女共同参画・ダイバーシティ戦略室 - UEC保育園
日本の義務教育期間は小学校6年(満6歳~12歳)、中学校3年(満12歳~15歳)の9年間です。外国人の子供も希望すれば入学することができます。その際、外国人就学届が必要になります。小学校、中学校は4月から8月、9月から12月、1月から3月までの3学期に分かれており、学期途中でも転入できます。
• About the attendance at school of the foreign child student(外国人児童生徒の就学について(外国人の就学届)) - 調布市ホームページ
作成日:2017年10月26日 / 更新日:2017年10月26日