電気通信大学への留学
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韋冬さん

IMG_3021.jpg韋冬さん
平成14年情報通信学科入学 中国出身

韋冬(イ・ドウン)と申します。中国西安の出身です。2002年4月に電気通信大学情報通信学科に入学しました。

私が電通大を志望したのは、情報通信技術を学んで、中国の農村を豊かにしたいと思ったからです。広大な中国には多くの農地がありますが、農民の生活水準は高くなく、出稼ぎにでなくてはいけない人も多い状態でした。通信環境はもちろん整備されていませんでした。そこで、農村にもあるテレビのアンテナを利用して、情報を双方向でやり取りできるようにすれば、農村が豊かになることに繋がると思ったのです。電通大ではそういった研究が出来るのではないかと考えて、入学を希望しました。実際に入ってみると、電通大にはユニークな研究を行っている先生方が大勢いて、学生に寄り添って丁寧に教えてくれる大学だと感じました。

学部の卒業研究、そして博士前期課程まで武田光夫先生の研究室で、光を使った3次元物体の形状計測の研究をしました。博士後期課程は東大に進学し、修了後は東京大学機械工学専攻特任研究員となり、研究を継続発展させています。将来的には、光を使った正確な形状計測を行える技術を確立させて、医療や工業など様々分野で役立つような実用的なものにしたいです。

2013年4月から新潟県長岡市にある長岡技術科学大学助教として勤務しています。今後は研究のみならず、さらに教育も頑張っていきたいです。電気通信大学が成長する機会を与えてくれたことに対して、心から感謝しています。


母国語

我叫韦冬(WEI, Dong),从中国西安到日本留学。2002年4月被电气通信大学信息与通信学部录取。

我申请了电气通信大学信息与通信学部,是因为我想学到信息和通信技术,以提高・改善中国农村农民的生活水平。中国有广阔的农田,但农民的生活水平不高,很多农民不得不外出务工。农村的通信环境当然不到位。我当时认为通过电视天线,在农村地区进行双向的信息交流,这样也许可以改善农民的生活。鉴于在电气通信大学有进行这种研究可能性,我申请了电气通信大学。电气通信大学是非常好的大学,老师做着独特的研究。另外,老师指导学生非常认真严格。

本科和研究生课程在武田光夫老师实验室。学习了使用激光进行三维物体形状测量的研究。为继续发展研究,博士课程去了东京大学,完成博士课程后,在东京大学的机械工程学院任研究员。我希望在未来利用激光测量的精确形状,在工业和医疗领域建立一种技术以提高・改善大家的生活水平。

2013年4月,我成为位于新泻县长冈市的长冈技术科学大学的助理教授。我要进一步努力改进教育与研究工作。我非常感谢电气通信大学给我了成长的机会。

作成日:2013年4月18日 / 更新日:2013年5月28日