谷 明翰さん
谷 明翰さん
私は谷 明翰と申します。中国からの留学生です。私は2010年度に来日し、2年間の日本語学校及び1年間の専門学校を経過し、2013年度に電気通信大学の学部生として、入学しました。そして、現在は電気通信大学 金森研究室の修士1年生です。電気通信大学はよく「小さくても光る大学」と言われています。実は私も日々の学生生活で自分の大学は確かにこのような大学であることを実感しています。
一年生の共通授業で、他学科・学域の学生と一つのクラスになり、一年間で授業を受けました。このおかげで、他学科・学域の学生との交流を深め、自分の視野を広げ、沢山の友人を作り、非常に楽しい一年を過ごしました。そして、二年及び三年生の専門授業を通して、自分の学科・学域に対する理解を深め、実験、製図等の授業で、研究を着手するための基礎知識をきちんと勉強することができました。
また生活面では、勉強ばかりではなく、電気通信大学中国人留学生会の会長として、中国人留学生をまとめ、学園祭で出店したり、イベントを企画したり、大活躍しました。更に、先生の紹介で、調布文化会館でボランティアとして、中国語講師を務めさせていただき、貴重な経験をしました。
四年では、金森研究室に配属され、「商業施設等を対象とする安心・安全センサの開発」という研究テーマを担当しました。自分の研究は産業連携で、会社と一緒に組んで、システムの構築及び新商品の開発を行っています。卒業後、自分の研究を実用段階に持っていき、より多くの場面で活躍できることを期待し、大学院に進学し、研究を続けることを決意しました。
現在、修士1年生として、企業側と企画し、プログラムを組み、研究を進んでいます。普段、授業や研究の他に、企業との打ち合わせがよくあり、多少大変ですが、研究を進むと同時に社会経験を積み、社会人基礎力を鍛えることができて、非常に充実で、有意義な大学生活を送っています。
また、このような充実な大学生活ができるのは、大学留学生担当の先生や職員の方々からのサポートがあったからです。留学生向けのオリエンテーション、ガイダンス、日本語授業等のサポートを通して、みんなの授業等に対する不安をなくし、大学生活をスムーズに送ることができました。
また経済面では、大学推薦での奨学金を一年生からずっといただき、経済的な不安や負担がなく、より勉強や学校活動の方に集中することが出来ました。最後に是非この場を借りて、留学生担当の先生方に感謝を申し上げたいと思います。
母国語
我叫谷 明翰。是一名来自中国的留学生。我于2010年来到日本,通过两年的日本语学校和一年的专门学校的学习,于2013年作为学部生考入电气通信大学。现在是电气通信大学金森研究室的修士一年生。电气通信大学经常被人们说成是一所“虽然很小但是会发光的大学”。实际上通过我每天的在校生活,我也确实感觉到我们的大学的确是如上所描述的那样的。一年级的时候是共同教学,所有学科·学域的人混在一起分成各个班级,进行了一年的共同授课。得益于这种制度,它可以使我可以更深入的和其他学科以及学域的人进行交流,开阔自己的视野,有机会和更多的人成为朋友,度过了一个非常有意思的一年。接下来,通过二年和三年生的专业知识课程让我对自己的学科·学域有了一个更深刻的认知和了解。通过实验和制图课等的课程,使我在着手于研究时,拥有了一个更好的知识储备。另外,在生活方面,我并不光只是专注于学习,作为电气通信大学中国留学生会的会长,我曾组织大家在校园祭上开店,企划活动等,活跃于很多活动之间。还有通过老师的介绍,在调布文化会馆作为志愿者,曾任职中国语讲师,得到了很宝贵的经验。在大学四年级的时候,我被分配到金森研究室,担当的研究课题是“面向于商业设施的安心·安全传感器的开发”。我的研究属于产业连携,是和企业一起致力于系统的构建和产品的开发。毕业后,为了能使自己的研究成果可以运用于实际领域,活跃于多种场合,我决定继续升入大学院。继续自己的研究。现在作为修士一年生,和企业在一起做企划和项目,进行共同研究。平时除了研究和上课之外,经常会和企业一起探讨问题,举行会议。虽然多少感觉有些忙,当在研究进行的同时可以积累社会经验和锻炼能力,对我而言,这样的大学生活是很充实和有意义的。其实我能够拥有这样充实的大学生活主要是得益于大学留学生科的老师们的支援。通过面向留学生的说明会,介绍会,日本语课程等,解除了大家对于学业上的不安,使大家的学习生活变的更加顺畅。其次在经济方面,我从一年生开始一直被授予大学推荐的奖学金,这使我没有了经济上的不安和负担,可以让我可以更加集中自己的注意力在学习和学校活动上。最后,让我借此对留学生科的老师们表达深深的谢意。谢谢所有的老师们。
作成日:2017年5月11日 / 更新日:2017年5月17日