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カルロスさん

留学生国籍:コロンビア

私は日本で5年になりました。今までに家庭訪問のプログラムに2回参加しました。初めて訪問させていただいた時は家族の話を理解することが出来ませんでした。しかしながら、今回私は日本語のスキルがほんの少し高まっていることに気づきました。
今回今井様のお宅に伺ってご主人と奥様にお目にかかりました。二人は親切な人です。私は、二人と上手にコミュニケーションがとれるか心配でした。しかし、100%はもちろん無理でしたが、分からないところを質問したりして、十分にコミュニケーションがとれたと思います。

今井さんのお宅で、私は家族や国のことを聞いてもらいました。それから、私のコレクションのピンバッチを見てもらいました。一つひとつのピンバッチについて私はそれがどんなピンバッチなのかを説明しました。 今井さんご夫妻は20年以上も大学の留学生ホームビジット・プログラムに参加されておられるとのことでした。それでも、コロンビアからの留学生は私が初めてだそうです。 ひとしきり話をした後で、昼ごはんをご馳走になりました。今井さんのご主人が自分で作ったそばでした。お二人は、私がそばが大好きでわさびも大好きだということを知って楽しそうでした。そばは実においしいです!


そばを食べた後、となりの部屋に導かれたのですが、何とそこには袴が用意されていました。私は袴に着替えました。歴史好きの私としてはこの上ない喜びを感じました。以前にも袴を着たことはあったのですが、今回は着方が本格的でした。まず、足袋からなのです。袴のような伝統的な和服の着方を習えるというのは得がたい機会です。 その後、別の袴も試着させていただきました。その時、刀や扇子も身につけました。

袴の着方も着物の着方と同じくらい難しいと感じました。私は日本の歴史を学ぶことにたいへん関心があります。特に、江戸時代、そして侍に関するすべてのことです。今回、こうして伝統的な和服を着たことで、私はその時代に思いを馳せることができましたし、袴を着るだけでこんなにたいへんなのだから、侍が鎧まで身につけるというのはどんなにたいへんなことだっただろうと思った次第です。合戦の身支度にどれほど長い時間がかかったのでしょう。いざ戦う段には、あれほどの重さの鎧兜を身につけていて、よく戦えたものだと驚くばかりです。

その後、晩ご飯をおいしくいただき、食後には梅ジュースを飲みながら、私たちは日本の生活について、UECでの私の生活のこと、このホームビジット・プログラムが意義があるということ、日本とコロンビアの文化の違い、また逆に日本とコロンビアの文化の共通するところについて話を続けたのでした。

日本語がむずかしい私に対して根気よく接してくださったことをはじめ、お二人のご親切に感謝の気持ちでいっぱいです。素晴らしいひと時をありがとうございました。お二人のご健康とご多幸を心からお祈り申し上げます。

作成日:2013年6月29日 / 更新日:2014年1月 8日