安全な生活のための注意事項
日本は安全な国と言われていますが、夜道の一人歩きや知らない人を部屋に入れることは危険です。人気のない場所へ一人で行くことは避けましょう。また、夜遅く人気の少ない場所にある公衆電話ボックスで電話することも、できれば避けましょう。日本の法律を知らないで法律違反をしてしまうと、逮捕されたり、強制的に出国させられることがありますので、以下の点に注意してください。
- 在留カードを常に携帯していないと罪になります。
- 資格外活動許可を得ないでアルバイトをしたり、やってはいけないとされる仕事をすると入国管理法違反になります。
- 自転車に2人で乗ったり、夜に無灯火で乗ったり、雨の日に傘を差して乗ったりすると警察官に職務質問されます。自分が防犯登録した自転車でないと逮捕されます。
- 護身のためにナイフを所持していると逮捕されることがあります。
- 在留カード、学生証、国民健康保険証などの身分証明書は、他人に貸すことも、他人から借りることも共に犯罪になります。
犯罪、盗難・交通事故の通報
犯罪、盗難・交通事故があった場合、110番にダイヤルすると警察署に通報できます。 全国どこでも24時間体制で受け付けています。けが人がいる場合は、警察から救急車の手配もしてくれます。
110通報の仕方
- 受話器を取り、電話機に緊急用ボタンがあれば、それを押してから110する。なければ、そのまま局番なしで110する。
- 交通事故か盗難などの犯罪かなどの状況を説明する。
- 事故・事件が起きた場所、またはあなたのいる場所の住所と近くの目印となる建物などを伝え、あなたの名前も伝える。
ドラッグについて
現在の日本では大麻や麻薬及び向精神薬取締法をはじめとする法律により、大麻、覚せい剤、コカイン、ヘロイン、LSD、などの一切の薬物に関して製造、流通、販売、所持に厳しい規制がなされています。これらの薬物は、興味本位、自己満足、あるいは現実から逃避するため等の目的で使用されることがあります。このような行為は使用した本人の心と体を傷つけるだけでなく、家庭や社会に対しても様々な悪影響を及ぼします。また、身体、精神が健全な状態に戻るまでに適切な医療が必要となり、社会復帰に時間がかかります。薬物に関わる誘いには、断固とした態度で臨み、興味本位の軽い気持ちで手を出すことのないように節度ある学生生活を送りましょう。
作成日:2009年11月15日 / 更新日:2014年11月26日